皆さん、こんばんは。
ピアノ指導歴28年。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、
「ハノンピアノ教本♪」
3社比較!効果的な練習方法
について、お伝えします。
・ハノンピアノ教本
導入が終わり、初級後半ごろに、
渡される教本ですね。
私が子供の頃は、音符の小さい、
上記の物しかありませんでしたが、
(*全音(左)
子供の頃から使っているので、
年季が入ってズタボロです(笑))
今は、子供用に、
1曲を短くして、
音符も大きく印刷された
「こどものハノン」も出ていますので、
指を強化したい子供には、
バーナムと合わせて、
こちらも使う場合があります。
有名なのは、私も子供の頃から使っていた、
全音さんの楽譜だと思いますが、
他の出版社からも、
効果的な練習法が
巻頭や巻末に載っている
楽譜もありますので、ご紹介します♪
⑴全音
「全訳ハノンピアノ教本」
巻頭に、22個の「リズム練習」
が載っています。
私は生徒達には、
主に「3と5」「9と10」
「12」「13と14」「18と19」
の、変奏で
練習させることが多いですね。
リズムが変わって、
アクセントが変わったり、
速く弾かないといけなくなった部分を、
しっかり、
リズム正しく弾けるように練習する事で、
各指がしっかりと、良く動くようになります。
全音の楽譜は、
39番からの全調のスケールとカデンツと、
41番からの全調のアルペジオが
原本通りに分かれているので、
これを続けて演奏するのに、
指番号等が怪しい場合など、
楽譜が見にくいのが難点なのですが、
その面で、優れているのがコチラ↓
⑵音楽之友社
スケールとアルペジオ
大阪音楽大学編
入試や定期試験などでは、
この通りの
「スケール」→「カデンツ」→
「アルペジオ」の順で、
止まらず
演奏しないといけないので、
これはとても見やすく、
練習がしやすいです♪
また、レベルがここまで
進んでいない場合でも、
スケールとアルペジオが
勉強できるように、
「2オクターブの
スケールとアルペジオ」から
載っています。
さらに、この楽譜には、
巻末に、ハノンの1番から10番が
掲載されており、
「全長調移調練習」が推奨されています。
この練習は、
私も毎日の基礎練習として、
1番から30番までのどれかを、
全長調(12の調)で移調練習していますが、
これをやっていると、
あまり自分の練習時間が取れない時でも、
指のコントロールが利きやすいです。
⑶ヤマハミュージックメディア
現代ハノンピアノ教本
私が持っている楽譜は
もう廃版になっているようで、
新版が出ていました♪
ヤマハミュージック
エンタテイメントホールディングス
現代ハノン ピアノ教本<新標準版
こちらの楽譜は、
巻末に「効果的な練習法」が
たくさん紹介されていて、
掲載の普通のハ長調での練習で、
これらの練習をしても結構キツイな・・・!
という感じなので、
全調練習をする時間が無い時などに、
黒鍵を多く使う「ロ長調」や「変ト長調」
など、
どれか1つでも練習すると、
指の動きがスムーズになります。
この楽譜の記載の練習法は、
「なかなか練習時間が取れないけれど、
指をなまらせたくない!!」
という方に、
特におススメです♪
以上、
「ハノンピアノ教本♪」
3社比較!効果的な練習方法
について、お伝えしました。
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