皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その3 について、お伝えしていきます。
無事、融資も下りる事になり、急ピッチで工事を進めて頂く事になったのですが、
(年末までに、前の家を出ないといけなかったので)
何より心配だったのは、
「防音室がしっかり防音機能を果たしてくれるか」と、言う事でした。
部屋の大きさや、間取り、お隣との境目の構造など、
施工前の、その建物の状態によっても、防音の精度は変わりますから、
同じ「プレミアムプラン」で作ったとしても、
やはり「やってみないとわからない」部分があるので・・・
でも、工事中何度も打ち合わせをした、e-lifeの店長さんが、
「いやあ~・・!すごいですよ!これ。4重に囲むんです!」
と、仰っていましたし、
相当がっちり!!防音材で囲うらしく、
「こんなスゴイの、豊岡で見たことないです!」と大工さんも仰っていましたので、
だんだん、
「これは、かなり期待できるのではないか・・!」と思ってきました。
問題としては、かなりの防音材で囲むので、当然、部屋は狭くなります。
そうなると、天井が低くなってしまうんですよね・・・
ピアノにとっては、天井は高ければ高いほど良いので(その方が綺麗に、良く響きます)
最初にお願いした時も、
「出来る限り、天井高を取って下さい」と、お願いしました。
で・・・
以前の水害(平成23年の台風で、豊岡市は大きな水害に遭いました)で、
ギリギリ床下浸水でしたから、
出来れば床は下げたくないけれど、
下げなければ、天井は低くなってしまい、
音響の事だけではなく、閉塞感も生まれてしまいますので、
限界まで床を下げて頂き、
玄関からレッスン室、トイレ、廊下を同じ低さにして、
キッチンまでに階段を2段作りました。
天井高を頑張って取って頂いたのと、床も壁も大好きな白にしましたので、
実際の広さは、以前のお教室より若干狭くなったのに、
「先生、前の教室より、広くなったね?!」と、生徒達に言われ、
「ううん、違うの。少し狭くなったのよ~」と、言うと、とても驚かれます。
白って、やっぱり広く見えますよね。
汚れは目立つので(抜け毛等も)お掃除は大変ですが、
グレーと白の上の猫、キジ白の下の猫も、何処にいても、とても映えます。
ナチュラルな木と、どっちにしようか、かなり迷ったのですが、
「猫が映える」という理由で、白に決定しました(笑)。
防音効果の方は、以前の記事にも書きました通り、
両隣の方が、
「え?うそ?!弾いてる?!!」「なんにも聴こえないけど?!」
と言われたほどなので、
安心して、真夜中も弾いています♪
ピアノの配置は、窓から離し、
ピアノの大屋根の開く(ここから音が良く出ます)方に、
音を吸収する音カベを設置して頂きました。
音響も、フラッターエコーなどが返ってこないように、
自分に音が良く聴こえるようになっています♪
防音もバッチリ!で、音響も良くなったので、長時間の練習でも耳が疲れません。
これで、もっと・・!と、思えば、2つのドアをさらに「スペシャルドア」に変えれば、
(1つ100万円くらい・・・)音漏れはさらに減らせるようですが、
普段のレッスンも、真夜中の練習にも、現時点で問題はないので、
このままで。
費用面では、防音室に関しては、リノベーションで作る方が、高くつきます。
先に書きましたように、
天井高を取るために、床を下げたり、天井を上げたり、
元の状態から、防音に適したように作らないといけないので、
その為の、作業も材料もかなりかかるからです。
一から新しく建てる場合だと、それが必要ない為、
リノベーション半分くらいの予算で出来る・・という話を、
以前からよく聞いていましたの。
当然の事ながら、出来れば費用は、少なく押さえたかったので、
色々調べたり、師匠にもご相談しました。
師匠のお付き合いのある楽器店さんにも、そこ独自の防音工事があり、
費用も、かなりリーズナブル!と聞きましたので、
お話を聞くと、やはり、私の作った防音室の半値くらいでした。
でも西宮ですし、お世話になる施工会社さんとの連携の事などを考えると、
お世話になる会社と、お付き合いのあるところでお願いした方が、
色々スムーズかな…と思い、
費用は掛かるけれど、施工会社さんの方にお願いしました。
ですので、これからお家を新築される方で、ピアノを設置するし、
どうせなら防音室を・・・と思われる方は、
お家を建てられるときに、一緒に防音工事をされることをお勧めします。
私の場合は、急な事で、時間もなく、
一からの新築ではなかったので、リノベーションでしたから、
費用面も含めて、大変なことも多かったのですが、
ずっと無理だと、半ば諦めていた24時間演奏可能な部屋を、
思いがけない形で手に入れる事が出来たので「結果大満足!」でございます。
まあ・・・
折角、奨学金の返済が終わりかけていたのに、
また、借金を抱える事になってしまいましたが・・・
財産も何もなかった私の、これは「大きな財産」になりますし、頑張って返します♪
以上、「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その3
について、お伝えしました。
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