皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は
「中古でピアノを購入する時の注意点」
について、お伝えしていきます。
まず、
気を付けるべきポイントは、
・製造からの年数を見る
・そのピアノが置かれていた環境を聞く
・必ず、試弾する
です。
①製造年数について
大体、中古ピアノのお値段は、
年数で決まります。
お値段の高いものは、比較的新しいですし、
お安いものは、古い事が多いです。
年数で行くと、
30年くらい前までのものが良い
と思います。
いくら安いから・・といっても、
古いものは、
やはり経年劣化が激しいため、
音も割れていたりして、
ピアノ演奏で肝心な、
強弱が、きちんと付けられなかったりします。
注:強(フォルテ)弱(ピアノ)
ピアノは正式名を「フォルテピアノ」といいます。
②ピアノが置かれていた環境
これは、例えば、
製造年数が10~20年くらいであっても、
全然弾かれずに、調律もされず、
部屋の隅に置きっぱなしになっていた場合、
相当、ハンマー(ピアノは弦を
ハンマーで叩いて音を出します)が、
かなり湿気を吸っていますし、
弦も、錆びていることが多いです。
弦を張り替えたり、
ハンマーも、
鏝や針で調整をしてあっても、
長年、その状態で置かれていた場合は、
相当音も悪く、
音が出にくくなっている可能性が高いです。
外側の見た目は、
とても綺麗に磨いてありますし、
傷なども直してありますので、
パッと見ただけでは、
本当の良し悪しは、わかりません。
これを、
「このピアノは劣悪な環境にありましてね・・・
かなり汚れてもいたんで、
磨くのに苦労しましたよ~!」
なんて、
恐らく、教えて下さる所は、
ない・・・!と思いますので、
とりあえず、聞くだけ聞くとして、
あとは、
③必ず試弾
させてもらって、
実際に音を聴いて判断しましょう。
「え~・・・聴いたって、
わからないんですけど・・・・」
という場合は、
それなりにピアノの弾ける方(上級者)
か、
お世話になっているピアノの先生にお願いして、
ピアノ選びに同行して頂きましょう。
その際、きちんと先生にはお礼をして下さいね。
専門家だからこそ、判断ができます。
同行して下さるという事は、
先生も、お休みの時間を使って
わざわざ来て下さっているので、
そこは、きちんとしましょう♪
以上、
「中古でピアノを購入する時の注意点」
について、お伝えしました。
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