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「子供にピアノを続けさせるコツ!」~長く継続させる為に必要なこと♪


皆さん、こんばんは。

ピアノ指導歴31年。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪



今回は、

「子供にピアノを続けさせるコツ!」

~長く継続させる為に必要なこと♪

について、お伝えします。



以前にも、「ピアノを続けるコツ」

「練習を習慣化させる工夫」について、

記事を書きましたが↓



今回は特に、

こどものピアノ」について、

書きたいと思います。



結論は、


①「子どもにピアノを続けさせたいなら、

どうぞ、気長に気楽に構えてください


②「練習環境を整えてあげてください」


です。





子供であっても、

大人であっても、

基本は同じ」なのですが、



子供の場合、

ピアノが好きであっても、



なかなか練習に身が入らない・・・

やる気になってくれない・・・



というように、

お子様自身が、

ピアノがすき!」という割には、



そんなに練習してくれないんです・・・

というお声はよく聞き、



実際、前回のレッスンから、

まったく進んでいない・・・!

なんてことは、日常茶飯事です・・・



それどころか、

どうだったっけ?忘れちゃった・・!

なんて、笑顔で言ってくれちゃったりします(あああ・・・)



練習が進んでいない理由として、

圧倒的に多いのが、


譜読みがむずかしかった・・・!


ですね。



前の曲がマルになって、

新しい曲に入った場合、



レッスンで、初めの何小節かや、

難しいところなど、



新しい曲の譜読みを、

一緒にするんですが、



レッスン時間には限りがあるので、

最後までは、

見てあげられないことが多いです。



で、

「残りはお家で、

頑張って譜読みしてきてね!

大丈夫ね?」と念を押し、



「うん!わかった!頑張る~♪」と、

ご機嫌で帰っていくのですが・・・



↑に戻るわけです・・・(笑)



この「読譜」については、

どのお教室の先生方も、

保護者の方々も、

悩んでいらっしゃるところなのですが、



本当に個人差が大きくてですね・・・



当教室では、

毎回、音書きの五線ノートの宿題を出して、

音符をたくさん読んでもらうようにしていたり、



レッスンで、大譜表のマグネットや、











フラッシュカード

(できれば、

ぜひお家でもやってみてください♪↓)














などでも音符を読んだり、




リズムカードで、

リズム訓練をしたりするのですが、










なかなか、

覚えてもらうことは、難しい・・



記憶を定着させるには、

寝るとよい」といいますから、



なんなら、レッスンでフラッシュカード

リズムカードのあとに、



お昼寝タイム

を取ってあげたいくらい・・・!



ですが、

レッスンは基本30分なので・・・



お家での練習があんまりできていないと、

一緒に譜読みすることに、

時間を取られることになるので、



レッスン内で、音符読みの訓練や、

リズム訓練をする時間が無くなったりしてしまうため、



これまた、

練習がお家であんまり・・・な子ほど、



レッスンで、

自力で譜読みするための訓練」が出来ない・・・

ということが、多くなります。



そのため、レッスン時間を45分とか、

60分にしている子もいますが、



そこまでレッスン代をかけられない・・・

となると、



30分の中で、

どうにか・・・!

しないとけないんですよね・・・



音符読みの宿題は、

少しづつ難しくしていても、

なかなか覚えられない子もいれば、



早々に、

ノートは必要じゃなくなる子もいて、



この辺りは、

やはり学校での学力の差も、

大きく影響しますね。



じゃあ、どうすればいいの・・・?

なんですけれど・・・



で、最初にお伝えした通り、



保護者の皆様、どうか、


気長に気楽に構えてください


です。



え~・・・



と、思われた方も多いでしょう。



というか、皆さま、

えええ~・・・と、

確実に、思われたでしょう・・・



なんか、もっとこう・・・

秘訣!とかないんですか・・・??!



ですよね。



はい。

わかりますよ~・・・



あったら、いいんですれど・・・



長い目で「ゆっくりゆったり」

見守ってあげるのが、

一番ですね。



長年指導してきて、

わたくし、痛感しております。



子どもにとって、

譜読みは大変・・・!



なんです。



だから、


練習は本当に!

大変なんです・・・!



「そうだそうだ~!!」という、

子どもたちの声が、

聞こえてきそうですが・・・笑



年齢の小さい子供であればあるほど、

もちろん大変ですし、

小学生であっても、



音符をパッと見ただけで、

どの音で、どこの鍵盤か把握して、

リズムも理解して、



しかも単音じゃなくて、

いくつも音が同時にあって、



さらになんと、


右手と左手は音が違うんです・・・!


それを、弾くんですよ・・・??



こんな高度なこと、

毎日練習していたとしても、



一日15分から30分くらいの練習で、

ほんの数年で、ラクラク~♪



になんて、なりません・・・



いや、なる子もいるんですよ。

実際います。



でも、本当に少数派です。

うちの教室でも1割くらいかなあ・・・



それに、その1割くらいの子達は、

なかなか読めなくても、



時間をかけてコツコツと・・というのが、

苦にならないタイプで、



幼少期から、

毎日1時間以上練習していたり、



もしくは、

そんなに読譜に時間をかけていなくても、

読めてしまう場合は、



物凄く・・・!

知能指数の高い子です。

学校の成績も、オール5とかの子ですね。



そういう子は、まず少ない・・・

というのは、

皆様も、お分かりいただけると思います。



でも、どうしても、

そのよくできる子ばかりに、

目が行ってしまいますよね



「○○ちゃんは、同じ頃に習ったのに、

あんなに弾けて・・・」



と、つい、比べてしまう・・・



それは、

親御さんも辛いですし、



何より、

子供が辛い」です。



それで、先程お伝えした、

気長に気楽に構えてください

ということなるのですが、



それは、なかなか譜読みが難しかった子も、

「中学生になると、

かなり楽に読めるようになるから」

なんです。



理解力と集中力が、

一気に上がりますからね。



譜読みもすっごく!ラク♪

になります。



でも、残念なことに、

小学生までの習い事

と思われている方が多く、



小学生いっぱいで辞めてしまう子が、

これまた圧倒的に多いんですよね・・・



特に小学5~6年になると、

反抗期も始まって、



言う事もきかなくなるし、

塾なども忙しくなってくるし・・・



で、そのあたりで辞める・・・って、

子は多いですね。



う~ん・・

もうちょっとなんだけどなあ~・・・

本当に、あともうひと頑張り!

していただければ・・・



小5、小6で辞める子に出会うと、

あああ・・勿体ない・・と、

毎回、残念に思います・・・



中学校に入っていろいろ大変でも、

ゆっくり、その子のやれるペースで続けてくれれば、



一気にレべルアップできるんです!



今、うちの教室で、

中学2年生の子が3人いますが、



1年生の時より、

2年生の今のほうが、

かなり楽に!

譜読みができるようになりました。



学校のお勉強や、塾に部活動、

ほかのお稽古事など、とても忙しいはずですが、



小学生の時とは、

やはり理解度も、集中力も全然違いますから、



短時間の練習でも、

できることのレベルがあがっていますし、

要領もよくなってきています。



ですので、保護者の皆様が、

「もう、そんなに練習しないなら・・・!」



と、イラ・・・っと、

してしまうのは、よくわかりますが、



お子様本人がピアノが好きで、

続けたいと思っていらっしゃるなら、



どうぞ、長い目で見てあげて、

続けさせてあげてください。



恐らく、

ピアノ習わせようと思われた理由、目的って、



ちょっとお家で、趣味として、

楽しく素敵な曲を、

いろいろ弾けるようになってくれたらいいな・・・



だと思うんです。



短期間でそれができれば、

いうことないのですが、



ピアノって、

一台でオーケストラ!!

なので、



音楽の伴奏部分もメロディ部分も、



全部ひとりで、

両手で演奏しないといけない為、



小さなこどもには、

とても難しいし、時間もかかることなんです。



かといって、中学生以上、

大人になってから始めるとなると、



頭はついて行っても、

手が付いていかないので、



ラクラク手指を動かそうと思うと、

頭が柔らかく、成長段階にある幼少期から、



遅くても、小学生あたりから始める必要がある

ので、

そこが大変なところだと思います。



でも、中級くらいに入ってくれれば、

ツェルニー30番終了

くらいまで頑張ってくれれば・・・



素敵な曲が、いろいろ弾けるようになるので、

ゆっくりでも、とにかく気長に見守ってあげていただき、



ぜひ、

そこまで頑張っていただけたらなあ・・・

と思います。



大事なことは、

「決して焦らず、気長に」です。



1、楽しむこと

2、気楽に構えること

3、子供本人主体で考えること



ですね。



②の練習環境については、

各ご家庭で、

住宅環境や経済状態によって、



整えてあげるにしても、

難しい部分はあると思いますが、



出来る限り早い段階で、

電子ピアノよりアップライトピアノを、

ご用意してあげられると良いかな・・・と思います。



出来れば、

アップライトピアノよりグランドピアノを、

ご用意できれば、いうことないですが、



お値段もしますが、

何しろ大きいので・・・



ハードルは、高めですね。



でも、できることは、

全然違うので、



可能であれば、ぜひ♪



私は、

今習っている小さな年齢の子たちが、

中学生以上になって、



発表会で、

中級以上の素敵な曲を演奏する姿を見たい・・・!

ですし、



保護者の皆様にも、

自分のお子様方が中学生以上になって、



難しくて素敵な曲が弾けるようになるのを、

是非!見ていただきたいです・・・!



今年は前述の中2の子が2名出演してくれますが、

ソロに加えて、2人で連弾してくれるので、

すっごく!楽しみです♪



この2人は、小3のときも、

2人で連弾してくれたのですが、

5年ぶりの連弾での、成長ぶりも見ものです!



これは、小3当時の二人の連弾です♪↓

かわいい~♡頑張ってる~♪

今年が楽しみだなあ・・・



と、言うことで、



今回は、

「子供にピアノを続けさせるコツ!」

~長く継続させる為に必要なこと♪

について、お伝えしました。



ようこピアノ教室HPはこちら♪↓







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